2015年3月16日月曜日

ビルバオ ホテルレビュー その1 - シルケン グラン ホテル ドミネ ビルバオ(Silken Gran Hotel Domine Bilbao , Review)

ビルバオの代表建築といえば、奇才フランク・ゲーリー<Frank Owen Gehry>が手掛けたグッゲンハイム美術館<Museo Guggenheim Bilbao>ですね。
フランク・ゲーリーについてはデュッセルドルフ・メディエンハーフェンの章でもとりあげました。


こちらはシンボルのパピー。


今回はパピーのおしりあたりにあるホテル


シルケン グラン ホテル ドミネ ビルバオ(Silken Gran Hotel Domine Bilbao)

こちらに宿泊しました。
グッゲンハイム美術館についてはまた今度。


まずはエントランス。
ホテル全体はハビエル マリスカル<Javier Mariscal>が監修しており、フィリップ スタルク<Philippe Starck>のプロダクトなどを使用している為、細部まで見応えがあります。


フロントにあるキャンディーが超ウマい。


フロントの奥にもソファーがあり


その先は吹き抜けになっています。


噴水の所にはディッシュのオブジェ。


この上に客室が広がります。


お土産売り場はアート作品が中心。
カルチャーショック。


フリースペース。
イームズやカルテルのプロダクトばっかり。


すごーい。


では客室へ。


壁がオシャレすぎる。


錯覚を起こすギミック。
扉がどこかわからなくなる。


部屋は広々。


1人には贅沢空間。


バスルーム。
バスタブはスタルクデザイン。


アメニティは充実。
シャンプー、コンディショナー、バスジェル、歯ブラシ、シュークリーナー、bicのカミソリ。
1週間ぶりにヒゲが剃れた。


いいホテルはやっぱりトイレ2つ。


GOOD


GOOD
鉛筆ゲット


GOOD
部屋は文句無しです。
wi-fiはKubi Wirelessの3Daysパスポートを付与してくれます。


そして、このホテルの真骨頂はブレックファースト。
別料金(25ユーロ)ですが、食べる価値有りです。


ビュッフェの種類は超豊富。


なんとハモンイベリコ(一番上)が食べ放題。


オムレツは好きな具を入れておばちゃんが焼いてくれます。


忙しいのに撮ってごめんなさーい。


もちろんGOOD。


中からグッゲンハイムが見えますが


本当はもっと良く見えるテラス席がオススメ。ただし雨の多いバスクでは中々晴れる日がないとの事。


磯崎新のイソザキゲートもよくみえますよ〜
このクオリティで朝食付き価格がなんと…
約15000円!(当時のレート:1ユーロ/138円)


ビルバオに来たら絶対に1泊はすべきホテルです。


それでは。



Silken Gran Hotel Domine Bilbao(シルケン グラン ホテル ドミネ ビルバオ)
※予約は上のリンクからどうぞ。

Mazarredo Zumarkalea, 61
48009 Bilbao
Bizkaia
Spain
TEL +34 944 25 33 00



2015年3月14日土曜日

ノーマン=フォスター設計 メトロ・ビルバオの愉しみ方 - Metro de Bilbao designed by Norman Foster

ビルバオには素晴らしい建築やプロダクトが数多く存在しますがそのうちの一つがメトロビルバオ<Metro de Bilbao>。
ドイツの国会議事堂や名だたる大型建築を手掛け、現在ではアップル新社屋やニューヨーク ワールドトレードセンター跡地のタワー2に参画している巨匠ノーマン・フォスター<Norman Foster>によるモダニズムメトロです。


入り口もホームもほとんどの駅で統一されたデザインが採用されています。
こちらの入り口はSan Mames St(サンマメス駅)。


学生の多い隣駅。
Indautxu St(インダウチュ駅)。


世界遺産ビスカヤ橋<Puente de Vizcaya>で有名なPortugalete St(ポルトゥガレテ駅)。


改札も同一デザイン。
ホームの両サイドにあります。(奥の方に逆サイドの改札が見えるかな??)
スタイリッシュミニマルデザイン。


改札下。
階段の設計もミニマル。


電車がくる前は薄暗く


電車到着前に明るくなります。
にくい演出(というか節電対策らしい)。


初乗りは1.5ユーロ。
barikカードを買うと0.8ユーロくらいで乗れるようになります。
カードの買い方は次回。


通路


エスカレーター


ダストボックス
公共物とはわかっていながらも持って帰りたかった。



最後に唯一デザインが違う駅Urbinaga St(ウァビナガ駅)を紹介しておきます。


お気づきの通りココはメトロビルバオ唯一の地上駅。


降りてみると


下に国鉄レンフェ<renfe>が走ってます。
ものすごい高速で走り抜けていったので、写真に収められませんでしたが個人的にはメトロビルバオナンバーワンの絶景&撮影スポットだと思います。


こんな感じで


周囲には何もないので


改札は一カ所のみです。


次の電車を待つ間、人の往来は一度もありませんでした。
(駅も無人駅です。)


メトロビルバオ観察は旅目的の一つだったのでボクはこれだけで半日潰しました。
ビルバオ中心部のみの観光では使うことのないメトロビルバオですが、訪れた時は是非一度乗ってみてください。

※ヨーロッパの人は日本人よりマナーが良くて居心地がいい。
日本の電車はそういう意味であまり乗りたくないんですよね。



それでは。