初回は客室にスポットを当てたいと思うが、まずはフロントから客室へ移動する。
このオーベルジュの看板ネコ。フロントの暖炉前でお客様を出迎えてくれる。
宿泊したのは寒さの厳しい2月(ちなみに2017年・・・)だったが、街から外れていることもあり暖炉があってもかなり寒い。防寒はお忘れなく。
さほど広くない割に通路や階段の構造が複雑なため、アートフォトやオブジェを目印にすると良い。
すぐ隣街のBusseto<ブッセート>生まれの作曲家Giuseppe Verdi<ヴェルディ>。
階段を数階分あがり・・・(体感的には3階くらい)
客室階へ到着。
今回はGALEAZZOという部屋に宿泊。
左手に階段がある通り、この客室はメゾネットタイプで上階が寝室となっている。
天井や小窓などの細部の意匠にこだわりをビシビシ感じる。
インテリアは全てビンテージ調に統一されており、雰囲気に一切歪みがない。
サービス全般は、フルーツと焼き菓子、Nespressoタイプのコーヒーがインクルードされている。
寝室の冷蔵庫に入っていたストロベリーネクターもフリー。
とてもおいしいので飲みきれない場合は持ち帰ると良い。
次はバスルーム。バスタブは広め。
部屋が寒いためゆっくりする時間があれば、湯船に浸かることを薦めたい。
陶器ではなく、スチールの洗面台がビンテージの雰囲気に意外と合っており、インテリアの参考として備忘的に書き記しておく。
地場のアメニティ。お土産購入の参考のため持ち帰り、持参したAesop<イソップ>のジェットセットを利用した。
最後に寝室へ。なかなかの急勾配。
今回Booking.comでスーペリア ダブルルームを予約の際に、友人と2名(それぞれ男)の宿泊のため2Bedsリクエストをした所、しっかりと用意していただけた。
今回一番ポイントが高かったのはこの点だろう。
このオーベルジュはゆっくりするというよりは雰囲気を味わうたい空間である。
外出してグロッサリーでつまみとお酒を買い込み、夜に広いバスタブで湯に浸かったあとに部屋で晩酌するのが最高の過ごし方だろう。
この空間がつまみと酒の味を更に引き立ててくれるのは間違いない。
寝室にはオイルヒーターがあるから下の階よりはそれなりに暖かいし、飲んで疲れたらすぐにゴロンなんてことも出来る。
評価したい点はドリンクやアメニティが地場のモノであることとインテリアの統一感。色んな気づきと収穫があった。
口コミをみると快適さでマイナス評価をしている人もいるが、来る前からそこに気づける人が訪れるべき場所だろう。
宿泊に快適を望むならレストランのみの利用を推奨します。
Antica Corte Pallavicina Relais(アンティカ コルテ パラヴィチーナ ルレ)
※予約は上のリンクからどうぞ。
Strada Palazzo due Torri, 3,
43016 Polesine Parmense PR
Italy
TEL:+39 0524 936539
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